”「年金問題」は嘘ばかり”という新書を大阪堂島のジュンク堂書店でみかけ、思わず手に取り、購入し、すぐに読んでみました。著者はテレビ等でよくみかける元財務官僚の高橋洋一氏です。
年金の仕組みの知識が全く無い方がいきなり読むと難しい部分がある本かもしれませんが、社会保険労務士として年金問題を勉強している私にとっては、勉強になる点も非常に多かったです。特に、今後も多少給付の額は減ろうとも、安定的に公的年金制度は続いていくであろうと主張する著者のその理論的な根拠部分は、興味深く読むことが出来ました。