みなさん。こんにちは。税理士の今西です。所得税・贈与税の確定申告期限である3月15日がこの原稿を書いている本日3月13日時点で、あと二日と迫ってきました。世間では2月はじめごろから3月15日の確定申告期限までが税理士事務所の繁忙期といわれています。
実際に忙しい事務所も多く、深夜まで従業員が残って仕事をしている事務所というのもあると思いますが、法人顧客が中心で、そこまでは忙しくない事務所も結構あるのではと思っています。
会計ソフトが普及し、また国税庁のウエブサイトにある所得税確定申告書作成コーナーは非常に使いやすいので、ある程度パソコンが使いこなせる20代や30代の小規模な個人事業主は自分で申告するケースも増えているであろうこと、現在では資本金1円でも株式会社が設立できるので、ある程度事業が大きくなった人は(「法人成り」という言葉で呼ばれますが)個人事業を法人化するケースが多いこと、などから、個人事業主で確定申告するケースはそれほど増加していないのではないかと思います。
おそらくそのような事情もあるのでしょう。インターネットで検索しても、新設法人に営業をかけている事務所は見られますが、個人の確定申告業務を受注しようと広告をがんばっている税理士事務所は少ないような気がします。
ただ、個人にあたえられた資格をベースに仕事をする医師や弁護士などの士業などは、(もちろん、複数の資格者が集まれば、医療法人や弁護士法人、税理士法人なども作れるのですが)いろいろな事情から売上はそこそこあり利益もかなりでておられても、個人事業として仕事をしている方も多い気がします。
あとは、賃貸物件もいくつか保有されている方で、毎月定例の収入・経費が発生するだけで、税理士と顧問契約をするほどでもないという個人の方が、年間の資料を抱えて申告だけ依頼されているケースもあるでしょうか?もしそのようなお客さまを複数抱えている事務所はこの時期、かなり忙しい日々を送っているのではと思います。
私の事務所では、上記のような稼いでいるドクターや弁護士の方などと知り合う機会もなかったので、それほど個人事業主のお客さまは多くありません。
ただ、今年に関しては、期限が近づいてから確定申告の依頼が新規で2件ほどあり、ここ一週間ほどは入力業務から申告書作成までフル回転に近く仕事をしています。ようやく何とか目処はついてきましたが、自分の事務所の確定申告も含めてあと二日、必死で乗り切る必要があります。集中力をみがくいい訓練とも言えますが、本当はもう少し段取りよく出来るだけ年間を通して業務を平準化していかねばと思っています。とにかく残り二日、申告完了まで全力で乗り切っていかねば!!
(今日の出来事)
そんな中でも本日、スポーツジムに通い、45分間の「パワーヨガ」のレッスン受けてきました。前屈とバランスポーズが苦手で、今日もあまりきれいには出来ませんでしたが、いいリフレッシュになりました。あと二日間は完全に事務所に缶詰になり、申告期限に間に合うよう確定申告がんばる予定です。
今西 学
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