最近、郵便局の窓口で教えてもらった「シール付切手」と「文書に消印を押してもらうこと」

みなさん。こんにちは。now3のアドレスでブログを更新している大東市の税理士・社労士の今西 学です。

私の事務所は、大阪府大東市にあり、駅から徒歩5分ぐらいのところに位置しています。事務所は、大東市の中央郵便局にも近く、事務所から歩いて5分かかるかからないかの距離にあるのですが、最近、郵便局の窓口で教えてもらった小さい情報を2つお伝えしたいと思います。

1.シール付切手

シール付切手については、既にご存じの方も多いと思いますが、数ヶ月前に、切手を購入しに郵便局へいったとき、窓口でシール付切手を紹介され、1シート(82円×10枚)星の星座のデザインを購入してみました。そしたら、切手をシートから剥がせばすぐ封筒につくので、とても便利なんですね。それ以降、このシール付切手ばかり購入しています。現在販売している切手はこちらのサイトに出ています。(各郵便局によって在庫がある切手は異なっているかと思います。)

私は、それ以前は、いわゆる記念切手には興味が無く、通常のデザインの82円切手ばかり購入していました。よって、当初は、シール付切手の機能性のみ気にいっていたのですが、いくつか購入するうちに、そのデザインも気になってきました。

最近は、「星の物語シリーズ」が一番のお気に入り、二番目が「おもてなしの花シリーズ」を好んで購入するなど、切手を貼るときの楽しみ、相手も喜んでくれるかなと想像することによる楽しみが得られてます。

また別に同じ82円切手なので、安い高いがあるわけではないのですが、税務署へ書類を送るとき、返信用封筒として自分宛の住所・名前を書いた封筒に切手を貼るときは、お気に入りのデザインのシール付切手を使うのがなぜかもったいなくて、使いたくない気になります。普通の切手を探してみたりとか。不思議なものです。

2.郵便局で文書に消印を押してくれる

書籍を出版されたり、講演などでも活躍されている吉澤大税理士のブログ記事を読んで、契約書の文書に切手を貼れば、その切手と文書にかかるよう消印を押してくれるのか、聞いてみました。

目的は、公正証書役場の確定日付の代わりにしようとするものです。以前確定日付の記事をブログで記載しましたが、確定日付は、その日にその文書・契約書が確かに存在していたことの証拠となります。後から遡って(バックデートして)後日、その時点での都合のいい契約書をつくり、過去の一定の日に契約や贈与したことにしているのではないかという疑いを晴らすことが出来ます。

確定日付は契約書等を作成し、公正証書役場に持って行き、700円払って押印してもらいます。

ただ、それだと手間がかかるので、最寄りの郵便局に契約書等の文書をもっていき、そこに切手を貼り、消印を押すことで、確定日付の簡易的な役割を果たそうとすることを狙いとしています。(もちろん確定日付より証拠能力は弱いですが、郵便局の消印も一定の信用力はあるはずなので、それで簡易的に代用しようとするものです。)

さて、最初に戻りますが、郵便局への質問の答えは、どうだったと思いますか?窓口の人に聞いてみたのですが、即答されず、奥で調べたり相談されたりした結果、答えは「押印します」ということでした。ただし、「ハガキの最低料金、今なら62円切手をはっていただく必要がある」と。

理屈は観光地にある風景印と同じようです。つまり、契約書等の文書を1枚つくり、切手を貼り、郵便局に「消印をお願いします」と言えば、郵便局では押印することになっている。そして消印を押印してくれた後、郵便局に出すことなく、その文書をそのままもって帰ることが出来るということです。

ただ、あまり一般的に行われていることではないと思うので、お願いしたときに郵便局の窓口で少し戸惑われることもあるかもしれません。それを考えれば、例えば大阪にお住まい、お勤めならば公正証書役場は大阪に何カ所かあり、最寄りを探せば、それほど遠いわけでもないでしょう。それならば今まで通り確定日付をもらう方がいいかもしれません。

そうであっても、人によっては、公正証書役場は敷居が高い、そこまでするのは面倒くさいと感じる人がいると思います。その場合には、何もしないよりは近くの郵便局で文書に切手を貼って消印を押してもらう方法を、次善の策として覚えておいてもいいかもしれません。

以上、郵便局の窓口で教えてもらった二つの小さな情報でした。

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今西 学

今西 学

大阪の大東市(最寄駅:JR学研都市線の住道駅)で税理士事務所を開業中。(ホームページはこちら) このブログでは、税金・年金・お金の運用など日々の業務で気づいたことや、幼少の頃身体が弱かったことから常に健康で生きていきたいという思いで日々取りくんでいること等を記事にしています。 詳しくはこちら