みなさん。こんにちは。now3のアドレスでブログを更新している大東市の税理士・社労士の今西 学です。
前回、ブログで、弊事務所のホームページを業者選定に悩みながら更新中という記事を記載しました。今回は、自分で作成するホームページの記事の作り方について、お伝えします。
ホームページで見込み顧客が訪問し、じっくりと読んでもらうためには、出来るだけ詳しくかつ興味を引いていただけるように、サービス内容、選んでもらった場合のメリット、料金などを伝える必要があると思っています。
1.ホームページは基本的には自分自身で作成するつもりで。
前回、ホームページは、ホームページ業者に外注しているということをお伝えしたのに、「自分自身で作成するつもりで」とは矛盾しているようかもしれません。ただ今回私が言いたいのは、ホームページ作成の過程において、自分自身で作成したり、決断したりする部分が多いということです。
ホームページ作成のIT技術を有しない私のような人間は、ホームページ作成業者にページ作成の技術的なことはお願いする必要があります。が、そのホームページに何をのせ、またそのページにどのような文章を書くのかは、自分が考えざるをえないということです。
まずはどういうページ構成をするのかを決めます。例えば私の事務所の場合、「代表税理士のプロフィール」「どういう特徴をもった事務所であるか」「料金」「サービス内容の概略」「サービス内容についてよくある質問と答え(Q&A)」などのページをつくることにしました。
またトップメニューのレイアウトイメージなども決めます。これらは、私の場合、他の士業事務所のホームページを参考に考えました。
そして次に、そのそれぞれのページに具体的に何を掲載するか決め、文章内容を考えていきます。ここまでは基本的には自分自身で作成する必要があります。
そこからWebのホームページに仕上げるのが、ホームページ業者であります。(出来る人はその部分も自分自身で出来るのでしょうが)それまでの文章作成までの部分は、結局ホームページ業者に頼もうと自分で作成する必要があるのです。
なぜなら、ホームページ作成業者の方は、我々の事業サービスの内容、料金体系、強みなどがわからないからです。もしかしたら、自分の事業内容、料金体系、強み等を口頭でお伝えすれば、それをうまく売れる形の文章にしたりしてくれるところもあるのかもしれません。
ただ私の20~30万円程度の制作予算では、そこまでやってくれる人、またそこまでのライターを抱えているホームページ会社は残念ながら見つけることが出来ませんでした。
2.以前、コンサルタントの方に依頼したが、結局挫折した。
以前、東京で、書籍も出版されているコンサルタントの方のホームページ作成セミナーに参加したことがありました。そのセミナー修了後に、名刺交換をさせていただいた際、そのコンサルタントの方からホームページ作成に関する提案をいただきました。
それは、そのコンサルタントの方が、面識があり無理がきくホームページ業者に依頼するので、ホームページ更新しませんかというご提案でした。そしてそのコンサルタントの方を窓口にするメリットとして、売れるホームページになるためのキャッチコピーやプロフィールについてそのコンサルタントの方にアドバイスをいただけるというものでした。
アドバイスについては、スカイプを使って、完成するまでつきあうということ。金額も上記予算内だったので、喜んで頼むことにしました。一番自分にとって課題であった、同業者との違いをどう出すかという部分をこれで解決出来るのではという期待があったからです。
前払で費用を払った後、スカイプでの打合せが開始しました。まずは、プロフィールとキャッチコピーの作成と言うことで、プロフィールについては、かなりダメだしを出されながらも四回程度のやりとりで、何とか完成することが出来ました。それが、このブログの下部から飛ぶ詳細なプロフィールです。(厳密にいうと、その後付け足した部分があるので、まったく同じではありませんが、基本は同じです。)
ただ、キャッチコピーが難航しました。(キャッチコピーとは、名刺の肩書きにつける程度の長さのその人の売りを表す宣伝表現のことです。30字前後程度が一般的なのだと思います。)
そのコンサルタントの方は、せめて大阪の中で際立つ税理士を目指しましょうということで、いかに差別化するキャッチコピーをつけるかに非常にこだわられました。
それを受けて私もキャッチコピーを考えに考えたのですが、考えたものすべてに、それでは大阪の中で差別化出来ないというダメだしが続き、そこから前に進まなくなってしまいました。
「キャッチコピーを100個考えなさい。そうすれば、いいのが浮かぶケースがある。」とコンサルタントの方に言われたのですが、いくら考えても自分なりの売りを表すキャッチコピーは数個考えるのが限界で、結局それもダメだしの連続でした。
コンサルタントの方は、最終的には自分の売りなので、自分自身で考えるしかないとのスタイルでした。それはその通りかもしれないのですが、結局ホームページ作成へ進みません。
結局、私はホームページ作成を断念する旨を決断し、プロフィール作成だけで終わることにしました。料金は前払だったので、何度も電話でやりとりしたプロフィール作成のコンサルト代ということで了解している旨自らお伝えし、自ら契約を解消し、その時のホームページ更新は、失敗に終わりました。
大阪の中で際立つ差別化と言われても、残念ながら今でもいいキャッチコピーは思いつきません。そのコンサルタントの方は、コンサルタントという職業上、ある程度の規模以上の会社を相手にコンサルタントされていたのであろうから、そういう発想になったのかもしれません。
このような失敗をして、思いました。歌手のプロデューサーなどで有名な方がおられますが、中小事業者レベルでは結局は自分で自分をプロデュースして、売れる手段を考えるしかないのではないかと。
もちろん、いいコンサルタントやホームページ業者などで、自分の魅力をうまく出してくれる人がいるかもしれませんが、個人的にはそういう期待をその後あまり持たなくなりました。
3.自分で自分の売りを考えました。
上記失敗が、約3年前だったのですが、それ以降、自分にとってのいいキャッチコピーというものはまだ生まれていません。
でも、従業員も雇わない方針なので、私一人で顧問先を担当できるのは20社程度が限界だと思っていることから考えれば、何も大阪の中でものすごく目立たなくてもよいのかもしれません。
ただ、中小企業で特に無形サービスを売る商売の方は、少なくとも自分の事業のポリシーや、どういうお客様を求めているのかは明確にしていく必要があるのでは?と思っていますし、私もそうであります。
そのためには、自分なりに常に考え続け、自分の売りをプロデュースしていく必要があるのでしょう。そしてホームページ作成の際は、その自分なりの売りを考える大変いい機会になると思います。
以上、ホームページ作成原稿を自分なりに考えていかざるを得ない現状をまとめてみました。少しでも参考になれば幸いです。
今西 学
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