起業しても性格は変化できない?でも変化したこと。

みなさん。こんにちは。now3のアドレスでブログを更新している大東市の税理士・社労士の今西 学です。
本日は、人間の性格のお話です。人間の考え方は年齢や置かれた環境により、変わる部分はあると思います。

だが性格は、ある程度大人になったら、本質的には変わらないと思っていました。起業しても変わらない自分がいるような気がしていたのですが、ふと考えると起業して変わった部分があることに気づきました。私だけでなく、起業する人は、変わらざるをえない、あるいは自然と変わるものなのかもしれません。

1.起業してもなかなか変わらない性格の本質部分

私自身は、すぐに誰とでも気さくに話せたりするタイプではありません。ましてや自分を積極的にうまくアピールすることは不得手です。

独立開業当初は、そんな性格でも無理して異業種交流会、士業交流会のような場所に必要性に迫られて参加していたのですが、回数を重ねても結局慣れることが出来ず、行かないようになってしまいました。今でも対面営業は得意ではありません。

また、仕事を断るとき等、人に嫌なことを伝えるときは、まずは言うか言うべきか悩み、やはり言うべきと考えたとしてもどのように伝えるかすごく思い悩み、かつ実際に伝えるときは心臓の鼓動が早くなるという、気が小さい性格をもっています。この気が小さい性格は、いろいろな体験をし、回数を重ねても状況は変わりません。もっと豪快に生きたいと思いつつ、なかなか改善できません。

このような日々を送りながら、人間の性格は、いくら回数・体験を重ねても変わらない、特にある程度の年齢になったら変わらないので、あるがままの自分を抱えながら生きていくしかないのであろうという気持ちになっていました。

2.起業して変化した面もあることにスポーツジムで気づく

しかしながら、起業してから、性格的に変わった部分もあることにふと気づきました。それは、人前で目立つことをすることが、すごく恥ずかしいと思っていたはずなのですが、不特定多数の他人から見られて恥ずかしいという気持ちがいい意味でなくなっていることに気づきました。

それは、スポーツジムで感じたことです。ジムのスタジオプログラムに参加するとき、いつもぼんやり思っていたのですが、先日ふと明確に自分の性格が変わったのかもと思うようになりました。

私の通っているスポーツジムのエアロやヨガなどのスタジオプログラムに入るには、開始前から結構並んでいることがあります。早い方は、30分前ぐらいから並んでいます。もちろん、定員一杯になる可能性のあるプログラムなら長時間並んで当たり前なのですが、そうでないプログラムでも、並んでいる人がいます。スタジオの自分の好きな場所でレッスンを受けたい(あるいは始まるのが楽しみで待ち遠しくて?)並んでいるのであろうと推測されます。

一方、並ぶのが嫌いな私は、受けるレッスンの開始5分ぐらい前にスタジオに入ることが多いです。

そんなとき、なぜか正面でみんなを指導するトレーナーの周辺あたりが空いているのです。そして、スタジオの後ろは人でいっぱいということがしばしばあります。

みんなはなぜ後ろに行きたがるのでしょうか?せっかく入るのなら、前で参加した方が、いちばんよくトレーナーの動きが見えるし、いいと思うのですが。

そのうち、後ろにいきたがる人は、人の影に隠れてトレーナーから(あるいは参加者同士の目線の中で)自分の動きが目立たないようにしたいという心境からなのかなと思うようになりました。

私は、空いている場所がそこしかなく、選択肢がないからということもあるのですが、トレーナーの真ん前あたりでレッスンを受けることが多いです。

運動神経はそれほどいい方でもないし、ヨガのレッスンでも身体が固いので、うまくポーズをとれないことがあります。でも別に恥ずかしいと思っていません。

トレーナーの人もプロとしてやっているので、「下手な人なのに正面でレッスン受けて恥ずかしくないのかな」なんて思っていないと思います。

また、レッスンを受ける参加者の人も、(よっぽどおかしな事をすれば別かもしれませんが、)それほど前でレッスン受けている人の事なんか気に掛けていない気がするのですが・・・。

でも、もしかしたら、私も起業する前なら、なんとか無理にでも後ろの方でレッスン受けようとしたのかもと考えるようになりました。どちらかというと、目立つことは好きでないと思っていた面もあるので、人の視線を浴びるポジションは避けようと、行動していたかもしれないとふと考えました。

3.意識しだいで誰でも変われる部分もあるかも。

このなんとなく恥ずかしいという気持ちは、私の場合、独立開業して、自然と不特定多数の他人の目を過度に気にしなくなった、いや気にしていては自分をアピール出来ず、仕事にもつながらないことからやむにやまれず、身についたものかもしれません。

最初に事務所のホームページをつくり、自分の顔写真や自分の経歴などをアップして公開するときは、すごく恥ずかしかった記憶があります。でも今は、顔写真を出すのはほとんど何の抵抗もなくなりました。(世間に自信をもって出せる整った顔写真ではないことは承知しておりますので、どうかご了承を。)

誰でも起業したら、自分をアピールする必要があることから、前に踏み出す必要があり、変わらざるをえないし、変わっていくものかもしれません。私の場合も、起業したことが影響して、なるべく目立たないようにしたいという性格が変わったのかなと思います。

ただ考えてみれば、起業していない人でも、不特定多数の目をおそれて、恥ずかしいから前向きに行動しないという性格は自分の意識によって変われるのかもしれません。

異業種交流会、対人営業、得意先等特定の人と結ぶ人間関係については、特定の相手のあることですから、その関係性を結ぶのがうまくできないというのは、自分が努力してもなかなか変わらないかもしれません。

でも、不特定多数の目を気にして積極的な行動をとれないという部分は、自分の意識によって変えることが出来る気がします。そんなふうにふとスポーツジムで感じました。

でも恥ずかしいので、目立ちたくないという性格の人が多いから、私は前でレッスンを受けられているとも言えます。よって、そういう人が多いことにより、本当は私は助かってるのかもしれないのですが・・・。

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今西 学

今西 学

大阪の大東市(最寄駅:JR学研都市線の住道駅)で税理士事務所を開業中。(ホームページはこちら) このブログでは、税金・年金・お金の運用など日々の業務で気づいたことや、幼少の頃身体が弱かったことから常に健康で生きていきたいという思いで日々取りくんでいること等を記事にしています。 詳しくはこちら