「運動するときスポーツドリンクを飲んではいけない」を読んで、フルーツのみの朝食を少し見直しました。

みなさん。こんにちは。now3のアドレスでブログを更新している大東市の税理士・社労士の今西 学です。

以前のブログ記事「私が取り組んだフルーツを取り入れるダイエット方法」で、朝食はフルーツのみに変えてから、少し痩せるようになった旨記事にしました。今回、「運動するときスポーツドリンクを飲んではいけない」という新書を読み、朝食に少し見直しをかけることにしました。

1.糖質制限の必要性を記載した新書を読んで

先日、清水泰行氏著作の新書「運動するときスポーツドリンクを飲んではいけない」という著作を読みました。糖質制限について著作を何冊か出されている著名な江部康二先生が推薦と帯に書かれています。

書籍タイトルは、この新書の内容の一部を取り上げて、少し衝撃的なタイトルになっています。

しかし全体の内容は、スポーツドリンクも控えることも含めて、糖質制限の食生活の勧めが、わかりやすく書かれています。

この新書の副題に「パフォーマンスを上げる「糖質制限」食事法」がつけられていますが、どちらかというと、この副題の方が新書の内容を表していると思い、購入された方がいいと思います。

ちなみにタイトルの内容については、スポーツドリンクには「果糖ブドウ糖液糖」という甘味料が通常入っており、これが糖質制限の観点からも、また健康の観点からもよくないという指摘をされています。

医学的なことは私はわからないのですが、「果糖ブドウ糖液糖」は、トウモロコシから作る異性化糖の一つで、果物から作られたものではないそうです。

よってスポーツするときには、著者は塩分と水分だけをしっかりとればいいと主張されています。

そしてそれでも市販のドリンクをスポーツに際して飲むとしたら、ナトリウム濃度が高く、糖質が非常に少ない経口補水液「OS-1(オーエスワン)」を著者はお勧めされています。

参考までに「OS-1(オーエスワン)」の成分をみると、ブドウ糖、果糖と両者が並列で書いてあります。ということは、「果糖ブドウ糖液糖」が入っておららず他のスポーツドリンクとは違うのかな?

それ以外にも、食生活全般に、単に糖質を減らす方法だけでなく、健康に必要な亜鉛や植物繊維、ビタミンをどのような食事で摂取していくのかわかりやすく書かれています。

よって現在ダイエットしている人はもちろん、それ以外の方にも、参考になる点は多いと思います。糖質制限の入門書的な本としては、新書ということもあり、読みやすいのではと思います。

2.フルーツについては食べ過ぎないように書かれいました。

全体の中で、私がこの書籍で気になった部分が、「フルーツがヘルシーというのはウソ!」という箇所です。フルーツは少量なら問題ないが、食べ過ぎると問題があると書かれています。

具体的には著者の清水泰行氏は、フルーツの果糖は、血糖値をあげないことは事実である。しかしそれゆえに満腹感を感じることがなく、フルーツを食べ過ぎ、果糖を取り過ぎてしまうケースが多いとのこと。

そして取り過ぎた果糖は、ブドウ糖より内臓脂肪を増やしてしまうので問題であるとのことです。

そして、もう一つのフルーツの問題点として、(こちらの方が私は気になったのですが)果糖は直接肝臓に吸収されるので、肝臓に負担がかかってしまう点絵を指摘されています。(正しいのか、本当に問題のかは私はあまりわからないのですが)

そして、肝臓に負担がかかることの具体的な問題点として

肝臓が疲れて、肝臓のエネルギーがなくなると尿酸を生じ、高血圧、痛風、腎結石につながっていきます。

と書かれています。

以前のブログにも記載しましたが、私は上野啓樹・保野成敏著作「一流の人はなぜそこまで、コンディションにこだわるのか?」を読み、フルーツの良さを知りました。

フルーツの持つ酵素の働きは身体によい影響があり、また果糖は、血糖値を上げないので、たくさん摂取しても問題ないと考えてきました。よって、出来るだけ旬のフルーツを朝食にとり、量についてもあまり意識せず摂取してきました。

しかし、今回の書籍を読んで、(前者の果糖を摂取しすぎて内臓脂肪が増えるというのは私にとってあまりあてはまらない気がしますが)、肝臓に負担がかかるという点が気になりました。

私は30代半ばから体脂肪の増加とともに、やや脂肪肝にもなってしまいました。40歳からスポーツジムで運動することをはじめ、それにより体脂肪は下がってきました。

脂肪肝についても多少よくはなったのですが、他の肝臓の血液検査の数値があまりよくならないのです。(といっても、基準値をやや超えるぐらいですが)

お酒もつきあい程度しか飲んでいないし、暴食もしていないのに、なぜ?といつも思っていました。体質的なものもあるのかもしれないですが、フルーツの取り過ぎが肝臓の疲れにつながるという悪影響を与えているのかな?

(整体に行ったとき、姿勢の悪さから肝臓を圧迫し、働きを弱くしているとも言われたので、フルーツは関係ないのかもしれませんが)

今回の書籍で、著者の清水泰行氏は、すっぱいフルーツは多めでもいいが、甘い果物は糖質が多いから控え目にと書かれています。

著者があまりお勧めしない分類に入れている「バナナ」を私は一本毎日食べていましたが、これからは半分にして、少し控えてみることにしました。(著者は1/4程度にと書いていますが、半分ぐらいにしてみます。)

私がよく食べるフルーツで甘いものといえば、「ぶどう」でしょうか。こちらもあまり食べ過ぎないように方針を変更します。どちらも美味しいですけどね。(著者は一房の1/8程度にと書いていますが、粒が小さいデラウェアしかたべないので、半分ぐらいは食べるでしょう。)

 

以上、以前にも書いたかもしれませんが、何を食べて何を食べない方がいいのかというのは、いろいろな説があります。

当面は、朝食はフルーツ中心は変更せず、食べるフルーツを少し水分の多い物、すっぱいものを中心にしていく修正をしていきます。

(編集後記)

7月末に、「甘い物を食べるのが原因?体重が右肩上がり。増加が止まらない。」という記事を書きましたが、ここ一週間ぐらいで体重が右肩下がりになりつつあります。またたダイエットに成功したらご報告させていただきす。

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今西 学

今西 学

大阪の大東市(最寄駅:JR学研都市線の住道駅)で税理士事務所を開業中。(ホームページはこちら) このブログでは、税金・年金・お金の運用など日々の業務で気づいたことや、幼少の頃身体が弱かったことから常に健康で生きていきたいという思いで日々取りくんでいること等を記事にしています。 詳しくはこちら