みなさん。こんにちは。now3のアドレスでブログを更新している大東市の税理士・社労士の今西 学です。
先日、石川温著作「仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術」の書籍を書店でみかけ、購入しました。まだ読了していないのですが、著者は貯まっていく一方のスマートフォンの写真の整理方法として、「グーグルフォト」のアプリをお勧めしておられました。
このアプリは、スマホで撮影した写真を、自動的にクラウドストレージにアップロードしてくれるものです。このグーグルフォトのクラウドストレージは、写真は1600万画素までの画質なら、ほぼそのままの画質で容量無制限にアップロードすることが出来ます。しかも無料です。
そして、このアップロードした写真は、パソコン上でも見ることができるため、スマホの空き容量を減らしたり、スマホの写真をパソコンの大画面で見ながら整理することが出来ます。以下、使えるまでの方法をまとめてみました。
まず、アプリのインストールですが、このアプリを使うには、グーグルのアカウントがないと使えません。グーグルのアカウントがない方は、新しくとる必要があります。
また、アンドロイドでも同様なアプリがありますが、私がiPhone、iPad proを使っているので、iosの画面で説明していきます。
1.App Storeでアプリの中からグーグルフォトを選択し、ダウンロード。アプリの指示に基づき、グーグルアカウントを登録する。
2.アプリを開き、左上の三本線のマークをクリックする。
3.メニューが出てくるので、設定をクリックする。
4.下記のようなメニューがでてくるので「バックアップと同期」を選択する。
5.出てきたメニューを、以下のようにそれぞれ設定する。
(1)メニューのうち、一番上のバックアップと同期をクリックし、選択する。
(2)メニューのうち、真ん中付近になるアップロードサイズの項目を選択し、「高画質」と「元のサイズ」のうち、「高画質」を選択する。
ここの選択で、「元のサイズ」をを選んだら、グーグルフォトの最大容量15GBを消費してしまいます。ここで「高画質」を選択すると容量無制限にグーグルフォトのクラウド保存が可能です。(「元のサイズ」という表現は、画素数が多い場合もそのまま保存するということを表現しています。よって、「高画質」という表現の方が、画質を落として保存することになるので、こちらの方が無制限保存の場合の選択肢となります。)
(3)メニューのうち、「モバイルデータ通信を使用して写真をバックアップ」「モバイルデータ通信を使用して動画をバックアップ」を選択しないようにする。
ここで、クリックして選択してしまうと、無料のWifi回線がつながれていないときも、常に同期される、つまり写真がクラウドにアップロードされていくことになります。この場合、携帯電話会社のモバイル回線を使うので、携帯会社との契約で決められている、データ通信の5GBや10GB等の無料部分を超過して請求がくることになってしまいますので、ご注意ください。
以上、ここまで設定すると自動的にグーグルフォトのクラウドへ保存されます。
6.パソコンでグーグルのサイトに行き、メニューのボタンをクリックし、右下のグーグルフォトを選択する。
7.パソコン上で同期されたスマホの写真を見ることが出来る。
なお、このパソコン上の操作で削除した写真は、スマホと同期しているため、スマホ上の当該写真も削除されてしまいます。
また、もしスマホの写真だけ消し、グーグルクラウド上の写真だけを残す場合には、上記4の写真上のメニューで、端末の空き容量の管理メニューから、クラウドにアップロードされた写真をすべて削除することも出来ます。
8.まとめと注意点
ここまで書いてきましたが、パソコンがマックを使い、有料でiCloudの容量アップの契約をされている方は、iCloudを使って写真の管理をする方が便利かもしれません。
最初に紹介した書籍では、アンドロイドのスマホには、アプリ名「フォト」という名称で最初からインストールされているとのことです。
また、「高画質」とメニューにあるとはいえ、クラウド上に保存されるときに、1600万画素までの写真であっても、少し画質を落としてクラウドに保存されるとのこと。ただ、それをふまえてもグーグルフォトは、「高画質」で保存すると選択しさえすれば、無料でいくらでも使える、使い勝手のいいアプリとクラウドだと思います。興味のある方は、ぜひスマホの写真の整理にご活用ください。
今西 学
最新記事 by 今西 学 (全て見る)
- 数万円で買えるBrotherのモノクロレーザー複合機を使用中。スモールビジネスに高価な複合機は不要では? - 2018年5月11日
- 携帯靴べらに鍵をセットすることで靴べらを使うことを習慣化できました。 - 2018年4月17日
- 『健康診断という「病」』という書籍で会社の定期健診の意味を改めて知る。 - 2018年4月12日