みなさん。こんにちは。now3のアドレスでブログを更新している大東市の税理士・社労士の今西 学です。
私は人の顔を覚えるのが苦手です。特に多くの人と名刺交換する席では、終了後、集まった名刺を見返しても、ほとんど顔を思い出すことが出来ないときがあります。
大概そんなものだろうと思っていたら、たまに別の場所で相手の方から「この前は名刺交換させていただきありがとうございました。」と突然声をかけられたりして、びっくりしてしまうことがあります。覚えている人は、一度お会いしただけでも人の顔をしっかり覚えているのですよね。
1.人の顔をなかなか覚えられない人とは?
私は人の顔を覚えるのが苦手なのですが、人の顔を覚えられないのは、才能なのかなと思っていました。覚えている人は記憶力がいいのだなとぼんやり思っていました。だから、覚えるコツがあるのか考えたり、努力をすることもして来なかった気がします。
そしたら、今回読んだ医学博士である加藤俊徳氏の「右脳の強化書」という本に、こんなことが書かれていました。
知っている人とすれ違っても気づかなかったり、探し物を見つけられなかったりする人は視覚記憶が弱いと考えられます。物を見ているようで、脳内に入ってくる視覚的な情報が普通の人より少ない可能性が高いのです。
と分析されています。
そして、その対応方法として、「対象をよく見る」「記憶を脳内で再生する」「記憶を再現する」の3つが重要であると記されています。
視覚記憶が弱い人は、まず物をしっかりと見るクセをつけましょう。「見えるものだけを見る」のではなく、「見にいく」ことが大切です。(中略)人の顔をすぐに忘れてしまう場合も同様なことが言えます。新しい人と出会ってもその人の顔を見ているようで見ていないのです。
ぱっと見て見たような気になるのではなく、どんな髪型だったか、目は一重か二重か、唇は自分とどちらが大きかったかなど、目から得られる情報を最大限意識して見にいくことで、顔を覚えられるようになるでしょう。
と書いてあります。なるほどと思いました。
2.私の場合は顔を覚えようという意識が乏しかったのかも?
そう言われれば、私は初対面の人と名刺交換したら、顔を見つつ話をしているようで、相手の顔をぼんやりとしか見ていない気がします。
何を話すか、受け取った相手の名刺を見つつ考え、気になる内容があればそれをテーマに相手の目のあたりを見ながら話しているような気がします。
今考えてみるとそのような時、じっくりとその相手方の人の目や鼻、唇、髪型などは見ていない気がするのです。元々人付き合いがそれほど得意でないという思いがあるのでしょう。何とか場を盛り上げないとという思いが優先しているのかもしれません。
また初対面であった時に、じっと相手の顔を見るのは失礼かもという思いがあるのかもしれません。
人の顔をよく覚えている人は、きっとこういう時に、しっかりと相手の顔を見て、印象づけるから、次お会いしたときに自分の方から声をかけることも出来るのでしょう。
そういえば、警察が犯人捜しのときなどに、(警察の方が聞き取りしてなんでしょうが)似顔絵をつくるときもありますよね。もし自分がそういう場に遭遇して、いかにうまくヒアリングされたとしても似顔絵をつくることなど出来るのか?と思っていました。初めて会った人の顔などなかなかが浮かんでこないからです。
一方、似顔絵をスラスラつくれる人は、意識せずとも人の顔を焼き付けるという脳の作業が普段からできているのかもしれまえん。
3.今後は人の顔を意識して覚えるように心がけます。
独立して仕事をしている以上、いろんな人とご縁があることは、大切なことだと思います。そのためには、今までは才能と思っていたあきらめていた「人の顔を覚えること」を、今後はより心がけていきたいと思います。そのためには、人の顔を「見に行く」意識を強く持つ必要があるようです。
よって、今後私と出会う方は、私のことをやたらと顔をじっと見てくる人だなと思われてしまうかもしれません。どうかご了承を。
(編集後記)
上記の書籍「右脳の強化書」には、絵を描くことが苦手なら、その原因も「対象をじっくりと観察していないからだ」と書かれていました。「絵を上手に描く第一歩は、対象物の情報をもらさずとらえることから始まります。」と記されています。
そういえば、私は絵がものすごく下手です。やはり視覚記憶が弱いということなのかもしれませんね。
今西 学
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